お小遣い

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大学の同窓会があるというので、私は会社に有給休暇の申請を早々にしてワクワクしながら
飛行機の時間や、会場近くのホテルを調べたりしていた。
ところが先月にクレジットカードを使い過ぎたため、肝心の旅費が心許無いことに気付く。
(そうだ!あの人ならお小遣いくれるかも!)と思い付いたのは、私の中で「スポンサー」という役職を
勝手に授けている公務員の男性、38歳バツなし独身。そもそもの出会いは、ある飲食店で友人と
飲んでいた私のことをスポンサーが気に入ったからだ。お酒に飲まれるタイプらしく、初対面での絡みは
結構面倒な方だった。ただ、身につけているものは間違いなく良いものであったことは確か。
電話がかかってくるのは面倒なので、メールアドレスしか教えてなかった。それも向こうから
来るというよりは、私から「今日残業になりそうでお腹すいたよ~。シュークリーム食べたい」とか
「友だちと家飲みだけど、持ってくお酒なにかない?」とか結構酷い内容ばかりだった。
シュークリームや家飲み用のお酒の差し入れは可愛いもので、研修で夏用のジャケットが必要といえば
百貨店に乗せていってもらい、名刺入れが壊れたと言えばブランド店へ連れて行ってもらう。もちろん
ジャケットや名刺入れ以外にも、たくさんのおまけが付いた買い物デートだった。
肉体関係は一切なく、スポンサーは私に指1本触れて来なかった。たぶん嫌われると思っていたのだろう。
決まっていつも言うのは「ホントに彼氏いないよね?僕は候補に入れてもらってるよね?」といったこと
ばかりで、私は適当に相槌を打っていた。いよいよそのスポンサーにモノではなくお小遣いを
もらおうとして、「どうしても行きたいんだけど、旅費が足りなくて(泣)」といったメールを
してみた。スポンサーからは「いくら必要なの?」と返信、私は「多客期で飛行機高いから10万くらい」
と大きく出てみる。スポンサーから「え?いくらなんでも飛行機だけで10万はないでしょ(笑)」ときて
「向こうでのホテル代とか交通費もあるもん。学生の時によくいったお店で飲んだりもしたいし」と返すと
「わかったよ。じゃあお小遣いも込みで10万ね^^」と返信が。そして航空券をなくさないように、と言って
ブランド物のケースまで用意してくれた。私は、なんて良い人なんだスポンサー!と感激し、足軽く
同窓会のある地へひとっ飛び。さんざん楽しんで飲んで遊んで、最高の思い出になる同窓会だった。
スポンサーのお小遣いによって行けた旅なのに、お土産を買い忘れたことだけが今でも心残りです。(笑)

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