愛人募集掲示板

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愛人募集掲示板で募集している愛人希望の女の子とは、本当の意味で愛人にはなれるのだろうか?いささか疑問だ。
結局は、お金だけ渡して関係を持つ援助交際と何ら変わりがないように思う。それだけ、僕の中で「愛人」という言葉は、敷居の高い意味を持つ。
なぜならば、僕は愛人の子供だからだ。
もちろん、子供の頃の僕にはその意味が理解できなかった。
僕にとって、実の父親とは「たまに家に来るおじさん」くらいの認識だったのだ。ただ、僕はこの「たまに家に来るおじさん」にとてもかわいがってもらった記憶がある。
家には母親だけで父親がいない、と言う事は子供ながら理解していた。だから、冗談でおじさんに向かって「おじさんがお父さんになってくれたらいいのに」と言ったこともある。
もっとも、実は「たまに家に来るおじさん」こそが父親だったわけだ。
僕が真実を知ったのは、高校生になった時分だ。ただ、僕もその頃にはおぼろげながらいろいろと理解していて「やっぱりそうだったのか」と思う程度だった。
ほどなくして「たまに家に来るおじさん」は亡くなり、僕の家にも多額の遺産が入ったのだから、認知されていたのだろう。
僕の父にあたる人には、子供がいなかった。奥さんも子供が産めないことに引け目を感じていたらしく、旦那が外で愛人を作ることを黙認していたらしい。
そんな折、当時、高級クラブでホステスをしていた母親と父は知り合った。そして、父に口説かれて母親は愛人となったそうだ。
僕も結構な年齢となり、ようやく母親の昔の話を聞いてあげられるくらいの経験と知識を持った。
愛人だった人生に後悔はなかった?と僕が聞くと、母は強くうなずいた。彼は私を愛してくれたし、私も彼を愛していた。息子の認知の時には、さすがに本妻とはもめたものの、本妻になれない歯がゆさのようなものはなかったそうだ。文字通り、二人は強い絆で結ばれた愛人関係だったのだ。
今では、愛人募集掲示板などで簡単に愛人を作ることができる。だが、それは愛人の名を借りた「なんちゃって愛人」だ。
僕が、愛人の子供であるという事実は一生付きまとう。しかし、本気の愛で結ばれた愛人の子供なのだから、何ら後ろめたいことはないのである。
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